ケージは広く横長が良いです。高さよりも横幅。枝を伝う行動をしますし激しく遊び過ぎて落っこちたりということがありますので。スペースには余裕を。

 

オモチャは遊び好きで激しいのと予想外の動きをしますので思わぬ事故につながることもあります。よく壊しもしますし汚しますので、こまめにチェックして取り替えます。斜め上行くのがローリー・ロリキート。頭もいいですし自分の体重の倍以上あるものを平気でひっくり返す力持ちなので要注意です。

我が家では小動物用ケージを使用しています。シロハラさん飼いの方も使用されている方がおられますね。フード入れ水入れも小動物用です。本当はステンレス製がいいのですが小動物用ではないので古くなれば買い替えます。オウム・インコ用のステンレスケージを使用されている方もおられます。下のプラスチック部分を取り払う方法です。
個体により、おうちの事情により、合ったものを使用されるのがいいと思います。

しかし、どちらも不満点があり、「これだ!」というものがありません。ローリー・ロリキート専用のものがないからです。習性に、そして日本の環境にあった用品が欲しいと常々、思っています。ケージ、止まり木(自然木を使用しますと表面のでこぼこの部分に糞がこびりついて洗うのに苦労します)、フード入れ水入れ。

 

ローリー・ロリキートといえば、軟便で糞を飛ばすというイメージがおありだと思います。確かにそうではありますが水分が多いため、すぐに拭き取れば大丈夫です。
乾くとこびりつきますので、こまめに拭きます。中型・大型のオウム・インコさんの大きな糞よりさらっとしていて拭き取りやすいので、あんまり気になることはありません。「えー、ローリー・ロリキートでしょ、糞がね」と仰られる程には大変ではないです。うちは大型ローリー・ロリキートなので出るものも大きいですが、小型ローリー・ロリキートだと小さいので楽です。

我が家の子たちは放鳥する前、手にとまらせてごみ箱の上に連れて行き合図しますと
大きな糞をします。鳥が飛ぶ前に体を軽くする習性を利用したものですが、この大きめの糞を先に済ませてから放鳥すると比較的楽です。脂粉でご苦労されている鳥さんも
いらっしゃいますよね。その苦労のかわりといったところでしょうか。

この軟便ですが、ケージ周りを工夫すれば楽になります。
・ビニールカーテンやシャワーカーテンでケージ、ラックを覆う。
 (ただし、よく洗い干して臭気を飛ばす)
→我が家は100均の透明テーブルクロス使用です。割高と安心感をとロールを購入した
ことがあるのですが、ロールの保管場所に困った、ロールを敷いて切るスペース確保が難しかった、ロールを上手に切るスキルがなかった、という理由で今はやっていません。スペースの余裕とスキルのある方はロールの方がいいかもです。ホームセンターでカットもしてくれますね。

・ケージの中、ラックの前にペットシーツ、新聞紙を敷く。
(ペットシーツは無香料。洗えるペットシーツも販売されている。印刷されていない新聞紙も販売されている)

・糞切り網を残し、下のプラスティック部分を外す。

・アクリル板やポリカーボネイト板で囲いや衝立を作る。
→うちでは一番、糞を飛ばすところにキッチンの水はね防止ガードを置いています。
今は種類がたくさん出ていますが、私が購入した時期はそんなに種類がなくてガラスっぽいまな板にもなるものです。水はね防止用なので比較的、水洗いが楽です。ただ、今、使用しているものは重いので落下した時に鳥・人間・床に危険ですので要注意。買い替えを考えています。 キッチンの水はね防止ガードですが、自作されている方も結構おられますね。私は昔ポリカ板をブックスタンドに貼り付けて使っていたことがあります(100均とかあんまりなかった時代)。洗いにくさ等で悩んでいたところバードモアさんでアクリルのケースが出始めてウロコのよもぎさんはそれを使っていました。今は水はね防止ガードのスタンドだけとかも販売されているようなので、アクリル板だけ買って交換してもいいかなあ。今のはまな板にもなる用だからか、汚れが落としやすいんですよね。その辺り、買い替えを悩んでいるところでもあります。

勢いよく噴射される糞は健康のバロメーターですから、ああ今日も元気なんだなと
思ってあげて下さい。