皆さま、お久し振りでございます。サボりまくりですね・・・今年の夏は暑すぎたせいもありすっかりご無沙汰してしまいました。ちょっとは頑張らねばですね。
乳酸菌について今日は書いてみようと思っています。
①有名なところでバードベネバックプラスパウダー。
詳細はリンク先のCAP!さんで確認頂けますが「フラクトオリゴ糖と鳥の腸内に
ある7種類のプロバイオティクス」とあります。鳥の腸内にある菌とのことで
安心感がありますよね。しかし大きすぎて勿体ないので、この半分の
サイズがあればなあ。
http://torimura.com/SHOP/EV-0002.html
ただ、こちらのサイトには入っているものの詳細がありません。BIRDMOREさんの
サイトには記載があります。
http://www.birdmore-ec.com/SHOP/9992896.html
成分分析値/蛋白質 1.34%・脂肪 83.60%・繊維 9.89%・灰 3.67%・水分 0.15%
原材料/ブドウ糖、マルトデキストリン、フラクトオリゴ糖、ケイアルミン酸ナトリウム、
乾燥ビフィズス菌、乾燥乳酸菌、、乾燥アシドフィルス菌、乾燥鳥類株カセイ菌、
乾燥腸球菌、乾燥プランタラム菌、乾燥ペジオコックス、アシディアクティス
製造元の会社のサイトがこちら。
②こんぱまるさんで販売のベタファーム社のプロボティック。ベネバックとどちらが
いいのか、よく頭を悩ませました。こちらはお試しサイズがあるので助かります。
「乳酸菌」とだけ記載があります。抗生物質との併用は不可。
http://www.shopcompamal.com/shop/item_detail?category_id=351189&item_id=1280132
原料:ラクトバチルス アシドフィラス
ラクトバチルス デルブラッキ亜種ブルガリス
ラクトバチルス プランタラム
ラクトバチルス ラムノサス
ビフィドバクテリウム ビフィダム
エンテロコッカスファエシウム
ストレプトコッカス サリバリウス亜種セモフィラス
アスペルギルスオリゾエ
カンジタピントルヘペシ
ベタファーム社のサイト
http://vetafarm.com/product/probotic/
③とりまにさんで販売の鳥類用乳酸菌アビバイオス。こちらは使用したことがありません。入荷も不安定なようですし、やはり量が多そうということと、サイトに詳細な説明がないので。商品写真で「プロバイオティクス」と記載があります。
http://shop.torimani.com/?pid=45277038
「アビバイオスには、温血動物の小腸に通常生存する有益なバクテリアを、
大量に供給する働きがあります。この有益なバクテリアは、病原菌の栄養素や
定着点を占有することによって、病原菌を締め出します。
また同時に、乳酸や酢酸を生産することで、有害なバクテリアや酵母菌が
腸に住みにくくする働きがあります。アヴィバイオスの調合は、3種類の乳酸桿菌と
他の3種類の有益な乳酸菌を、1グラムあたり20億CFU(コロニー形成単位)に
濃縮しています。」
製造元の会社のサイトにはオカメさんに推奨との記載が。でも何の菌が入ってるかは
記載がありません。
https://www.avitec.com/AviBios-Lactobacillus-and-Probiotics-p/avb8.htm
ここまでが、日本で入手できる鳥用乳酸菌だと思われます。しかし。
④さて最近、発売されました横浜小鳥の病院さま監修の「鳥専用 COSMOS LACT」。
これのことが書きたくて、今日は久し振りに頑張ってみた訳です。今までは①か②の
選択でしたが、新しいのが出た!それも病院監修だ!と盛り上がった訳ですね。
詳細は横浜小鳥の病院併設ショップのサイトを見て頂ければわかるのですが
これがまた「ややこしい」。
http://www.birdsgrooming-shop.com/shopdetail/000000000899
こちらは「バイオジェニックス」です。プロバイオティクスはこれまでもありましたが
異なります。
プロバイオティクス(Probiotics)とは、人体に良い影響を与える微生物(善玉菌)、
または、それらを含む製品、食品のこと
プレバイオティクス(prebiotics;pre)は、消化管上部で分解・吸収されない、
大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する、
大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、
人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす食品成分
ここまでは人間用乳酸菌に多少、興味がおありの方ならご存知かと思います。
かくいう私も腸がかなーり頑固なのでアメリカのプロバイオティクス・プレバイオティクスのサプリを服用しています。主治医にすすめられまして。両方とも摂ることがいいとされていますね。
では「バイオジェニックス」とは何ぞや。光英科学研究所さんのサイトに詳細があります。
https://koei-science.com/biogenics.html
直接、あるいは腸内フローラを介して「免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節・生体防御・疾病予防・回復・老化制御などに働く食品成分」と説明されています。
「バイオジェニックス」の代表格といえるのが乳酸菌生産物質です。この乳酸菌生産物質を私たちなりの見解で表現するならば、「乳酸菌が人の腸内で毎日生産している物質:すなわち、腸の中で(ビフィズス菌などの)善玉菌が作り出している、人の健康を正常に維持させるための物質」そのもののこと、というふうにいえるでしょう。
何だかスゴイぞ!乳酸菌そのものではなく乳酸菌が作り出しているモノ、らしい。腸内
バランスをよくしてくれるらしい。体にいいものなら、おトリさま方にあげたい!特に
色々とデリケートなローリー・ロリキートにはいいのかも!?
・・・しかし横浜小鳥の病院さまのサイトに「大豆由来」「豆乳で培養」ってあるじゃん!大豆アレルギーのローリー・ロリキート飼いさんは、ここで諦められた方も多いはず。(大豆アレルギーっていわゆる大豆アレルギーじゃなくて、大豆丸絞りは駄目で、
大豆分離物質は大丈夫らしいとローリー・ロリキート用フードで論争わきあがった
アレです)そこで主治医に聞いてみました。そのお返事がこちら。
「大豆は菌を発酵・培養・増殖するのに用いる為であって乳酸菌のベッドとして
活躍しているだけなので大豆NGのローリーさんにもお使い頂けると思います。」とのこと。
主治医のところにもサンプルが届いたそうで「乳酸菌としては、”生きて腸に届ける”必要がないため効果が期待できると思います」と。あくまでも自己責任ではありますが、気になる方はお使い頂けるようです。私も機会があればあげてみたいと思っています。
しかし5mlの水に対して1滴とのことで、なかなか難しいなあ。人間用のバイオジェニックスはまだまだ高価なようで、鳥用なのに、このお値段!?と思って最初、あやしいのではと疑ってしまいました。元々は人間用の乳酸菌の会社が、ペット用に開発したのが
コスモスラクトで、今回、横浜小鳥の病院さまが監修して鳥用の販売に至ったようです。
乳酸菌も多くの種類があり、人それぞれ腸内にいる乳酸菌は異なります。私も乳酸菌
サプリ、合うのと合わないのがありました。鳥もそれぞれ、インコそれぞれ、特に食性が異なるローリー・ロリキートそれぞれ・・・。
なかなか難しいですが、そのこに合うものを探していかなければですね。