タイトルにもありますとおり。 

 

何と!富士花鳥園さまからお手紙を頂きました!! 

 

実は、富士花鳥園さまでキスジのひなひな誕生、そしてヨダレカケズグロさんと 

ゴシキセイガイさんのMIXのひなひな誕生をブログにて拝見し、私は何と無謀にも 

富士花鳥園さまにお手紙をお出ししたのです。そうしたら、ご親切にお返事を 

下さいました。 

 

お手紙を出す前に、たくさん色々と悩みました。あつかましい、ご面倒、ご迷惑を 

おかけする、等々です。書いてはやめ、やめては書くの繰り返し。ポストの前に 

行っては出すのをやめるのを繰り返し。でも。勇気を振り絞ってお出ししました。 

(つぶやきで、やらないといけないこととしてあげていた中の一つが、お手紙を 

出すことでした) 

 

内容はまずはおめでとうございます(やはりこれが一番お伝えしたかった)と 

ローリー・ロリキートたちのおかれている危惧される状況と、アドバイス頂けると 

嬉しい、ということでした。でも、お返事は期待していませんでした。お忙しいし 

本業は他にきちんとおありだし一ローリー飼いに割く手間も必要もおありでは 

ありませんから。ただ、危惧される状況をお伝えできれば、何かのお役に 

立てば、と思い、書きました。勿論、とうにご存知かもしれないということは 

承知の上です。その場合、いらんお節介の有難迷惑の押し付け野郎に 

なる訳で、それもあって出すのを悩みました。 

 

お返事の内容は食べ物とケージの広さとご感想でした。 

 

食べ物はラウディブッシュの水溶き、果物(林檎、バナナ、葡萄など)と野菜 

(小松菜少々とトマト)を加えてミキサーしたものだそうです。柑橘類は 

やはり避けておられるそうです。このあたりはおそらく、他の動物園さまも 

変わりはないと思われます。うちはにおさんが水溶きだとお水を飲まなくなるので 

パウダーにしていますが、やはりテリハは水溶きがいいのかなあ。 

 

ケージはキスジさんペアは畳二畳ほどの大きなケージ。その他のローリー・ロリキートは単独ケージ。お写真も頂けましたが、大きなケージは繁殖場で見るような大きなもの 

(巣箱もその中です)、単独ケージは普通のHOEIさんのようなケージです。 

バードランディングの中にも巣箱が設置されていて、ヨダレカケズグロさんとゴシキセイガイさんペアはそこで自然に繁殖したそうです。すごい!! 

 

ご感想の中にやはり一般家庭より過酷な環境であるのでそもそも強い個体なのだろうと 

いうことがありました。それは納得です。移動動物園さんでもそうでした。シードと 

ひまわりだけで10歳を迎え、羽艶もいい元気なこでした。また、縄張り争いもあるし、ごはんは色んなところに置かれているし、野生下に近い状態であるのではとのことでした。これはとても興味深いことです。ある程度のストレス、運動量、いわゆるフォージングでのごはん、生息地に近い環境。これを全てうちで行うのは無理です。でも、何かしらのヒントになると思います。 

 

フォージングは以前から興味があったのですが、普通のトリさんとごはんが違いますのでなかなか思うようにはできない。でも設置場所を増やしたり変えたりはある程度 

できるかな?運動量はなかなか難しいですが、におさんは割とパワフルに遊びますので 

こちらも工夫してもっと飛距離をのばしてみたり、かごの中でも退屈しないようオモチャの工夫をしたり(におさんはオモチャ好きですが、あおいさんはにおさんほどではありませんでした。好みを探って、つかみかけたかなと思った矢先に、でした。もっと早く好みをつかんで工夫してあげられていたら)、広めのかごで過ごしてもらったり、 

気温湿度を少しずつ野生下に近づけていったり、はできるかもしれません。 

お留守番時間が長いですから、その間をどのように過ごしてもらうかはもっと考えなくてはなりません。 

 

におさんはこの夏、ほとんど毎日、一日二回はオフロに入っておられます。オフロ設置が叶ったからですが、楽しそうですし、ある程度は運動になっていますし(におさんの 

オフロは激しい)、ストレス発散にもなっているようです。野生下でも雨期だけでなく 

食性もあってこまめにお水浴びしているでしょうし、いいかな?と思っています。 

勿論、オフロ嫌いなこもいますから絶対にオフロ!という訳ではないですが、 

オフロ好きさんにはできればたくさんオフロ入って欲しいですね~。 

 

本当に富士花鳥園さまには心から感謝です。本当に有り難く、嬉しかったです。 

その存在自体が私に希望の光を与えて下さった。その存在からのお手紙、それも 

とても丁寧でやさしくあたたかいお手紙でしたから、私はお手紙抱えて 

「うわああああああーーー!」としばらく部屋の中をごろんごろん転がりまくっていました。いやあ、なけなしの勇気を振り絞ってよかったです。 

 

ひなひなさんたちが展示に出られる頃には、きっと富士花鳥園さまをお訪ねしたいです。すくすく元気に育ってくれますように。 

 

そして。皆さまのおうちのローリー・ロリキートさんたちも、元気でゴキゲンに過ごせますように! 

勿論、におさんもね♪