さて、この日記でも少し触れていますが、私は去年の秋からある有名移動動物園の 

ローリー・ロリキートに少し関わらせて頂きました。間接的にですが。 

 

トリの情報も増え、お客さんの目も肥え、ローリー・ロリキートにひまわりの種だけってどうよ?!とやはりクレームが来ていたらしく。動物園の方はある方に相談し、その方は私があちこちでローリーローリー言っているのでフードについてアドバイスが欲しい、とのことだったのです。お名前は出せませんが、トリに詳しい方ならお名前はご存知の方が多いと思います。いやあ、ローリーローリー言っておくものだな(笑)。役得。 

 

私がメインで見させて頂いたのはオビロさんで、10年ひまわりの種でも元気で羽艶も 

いい人懐こい人気者でした。数種類のローリーフードを持って行きましたが、好き嫌い 

せず何でも食べるいいこです。切り替えもスムーズにいき、あるメーカーのペレットを 

継続的にあげることになりました。ただひまわりの種からのペレットですので、ちょっとおにくが減ったり(脂肪分が減ったのですから当然なんですが)、野外の展示も多いので体力的にどうだろうという不安もありつつも、元気に過ごしてくれていました。そこの移動動物園には数種類のローリー・ロリキートがいます。みんな元気に頑張れ!と 

応援しておりました。 

 

しかし、少し前におなかの調子が悪くなったと連絡がきました。その時、私があおいさんのことで落ち着きませんでしたので、軽いアドバイスだけを求められ、私もその時に 

お答えできるだけのことを答えました。 

 

昨日、少し詳しく聞く機会に恵まれたのですが、どうも痛んだフードを食べて腸炎を 

おこしたらしいのですね。(腸炎なのでその方は余計に気を遣って下さったと思われます)今は元気になり、いつもどおりに過ごしているそうで、安心しました。やっぱり移動動物園で10年、頑張っているだけあって、丈夫で運の強いこです。 

 

ペレットですから、水につけたりして食べたり、お水入れのお水が入ったりして、そして展示に出ていれば暑い野外、そのフードやお水は傷みやすいでしょう。そういうものが入っていた食器も、洗うのは結構、大変です。移動動物園サイドもペレットでの飼育にはまだ慣れていなかったでしょうし、気をつけねばならぬことですが、責められません。 

 

そして、これは他人ごとではありません。うちだって私が会社に行っている間はお留守番ですから、まめな交換はできません。パウダーフードが入っている食器もべとべとして洗いにくい。ましてや、ちょっと前まであげていたネクターはもっと傷みやすいです。(私がネクターからパウダーにしたのには、におさんがネクターだと水分を必要量 

摂らなかったからです。テリハなので本当はネクターにしたかった)梅雨から夏にかけて、この時期は、どうか皆さまもお気をつけて下さい。今までの日記にもつらつら書いていますが、ローリー・ロリキートは腸、免疫、感染のあたりは弱い印象を受けます。勿論、鉄貯蔵病や痛風など気をつけねばならないことはたくさんありますが、「コンパニオンバード疾病ガイドブック」を読んだ感じでも腸がちょっと特殊です。それは食性と関係があります。ガイドブックについて書く時に詳細は記しますが、どうかおなかのことは気を付けてあげて下さいね! 

 

お水入れごはん入れを洗うのに、一枚物のアクリルたわしが細かいところまで洗えて 

便利だったのですが、最近はあんまり売っているのを見ない・・・。母が元気な頃は 

編み物得意だったので、編んでもらっていたのですが、もう高齢で編んでもらえないんですよねー。 

細かいの見えないからって。何かいいものを探さなきゃ!