さて、私の愛鳥塾におけるローリー・ロリキートの講義は以上になります。長々とお付き合い頂きまして本当に有り難うございます。本番、色々とやらかしっちゃった感満載でしたが言うべきことは言ったかな?と。

ただ、ご注意頂きたいのは「私は決してプロではないこと、2018年現在こうではないかと言われていること、将来的にはどんどん更新されていくだろうこと、それを切実に願っていること」です。正しいか間違っているか。それは今現在、誰にもわからないことです。残念ながら。そのわからないことを、できればどんどん解明できるよう、知り得たことはどんどんお伝えできるよう、私なりに頑張ってゆきたいと思っています。こんな広い世界、日本のナニワの片隅で私みたいなのが一人でわあわあ言っていても、何も変わらないかもしれません。でも。何もしないより、した方がいいに決まってる。だから。今までどおり、歩んでいこうと思っています。

今回の講義で、松本代表にも「確かに穀物食の鳥と同じ原料というのは考えたことが
なかったし、多くの属があるのに、せいぜい濃度をかえるか二種類Mixというのは
足りない気がする。ローリー・ロリキートだから大変かと言われればそんなことはないのも、そうだと思った。普通の鳥だけが大変ではないのだ」と気づいたとお言葉を頂きました。(それこそ10年近くローリーローリーわあわあ言い続けてきた甲斐が)
他にも「普通の鳥は難しくない」ということは違うんだと思った、というお声をちらほら見かけ、伝わるってこんなにも嬉しいことなんだなと実感しました。

ローリー・ロリキートだけが大変なんやない、どんな鳥さん、どんないのちも簡単なんてことはないんやで!みんな同じやろ!!・・・と「ローリー・ロリキートは大変」というのを耳にするたびに声を大にして言いたかったのですよ。

SNSでしかお会いしたことのない方、会えそうで会えなかった方に実際にお会いできたのも嬉しかったです。ローリー・ロリキート話できゃーきゃー盛り上がれる機会はそうそうないですから。差し入れまで頂いてしまって、本当に恐縮しきりです。ウマかったー!

あと、遠方からいらっしゃった方がおられました。数年前までローリー・ロリキートと暮らしておられたそうですが、残念ながら失われたと。わざわざ交通費や受講費をかけてナニワまでいらっしゃったお気持ち。痛いほどにわかる気がします。「何故?どうして?何が起こっていたのか?何が自分と愛鳥の身に降りかかったのか?どうしても知りたい」。私もその思いに突き動かされています。今もずっと。その方に、お会い出来て本当に嬉しい。何がしか、その方のお心に伝わっていればなあ。

私一人では、とても無力です。どうか、皆さまのお力をこれからもお貸し頂けますように。どんどん声をあげ、ローリー・ロリキートと飼い主さんが過ごしやすく、すこやかでゴキゲンでシアワセになってゆけるようにいたしましょうね。