乳酸菌についてです。

*(株)日本生菌研究所の「大好きん」ですが、澱粉、コーンスターチ、脱脂粉乳が入っています。普通の鳥飼いさんには人気のようですが。

http://nihonseikin.co.jp/products/pro_bird.html

 

*現代製薬の乳酸菌バードは人工甘味料が入っています。

http://gendai.ne.jp/goods_img/0-0819.pdf

 

①有名なところでバードベネバックプラスパウダー。 

詳細はリンク先のCAP!さんで確認頂けますが「フラクトオリゴ糖と鳥の腸内にある7種類のプロバイオティクス」とあります。鳥の腸内にある菌とのことで安心感がありますよね。しかし大きすぎて勿体ないので、この半分のサイズがあればなあ。

 

https://item.rakuten.co.jp/cap/c/0000000161/

 

ただ、こちらのサイトには入っているものの詳細がありません。BIRDMOREさんのサイトには記載があります。 

https://www.birdmore-ec.com/SHOP/9992896.html

 

成分分析値/蛋白質 1.34%・脂肪 83.60%・繊維 9.89%・灰 3.67%・水分 0.15%  

原材料/ブドウ糖、マルトデキストリン、フラクトオリゴ糖、ケイアルミン酸ナトリウム、 

乾燥ビフィズス菌、乾燥乳酸菌、、乾燥アシドフィルス菌、乾燥鳥類株カセイ菌、 

乾燥腸球菌、乾燥プランタラム菌、乾燥ペジオコックス、アシディアクティス  

 

製造元の会社のサイトがこちら。 

http://www.petag.com/products/health-and-supplements/nutritional-health/bene-bac-plus-bird-reptile-powder 

②こんぱまるさんで販売のベタファーム社のプロボティック。ベネバックとどちらがいいのか、よく頭を悩ませました。こちらはお試しサイズがあるので助かります。「乳酸菌」とだけ記載があります。抗生物質との併用は不可。 

 

http://www.shopcompamal.com/shop/item_detail?category_id=351189&item_id=1280132

 

原料:ラクトバチルス アシドフィラス 

ラクトバチルス デルブラッキ亜種ブルガリス 

ラクトバチルス プランタラム 

ラクトバチルス ラムノサス 

ビフィドバクテリウム ビフィダム 

エンテロコッカスファエシウム 

ストレプトコッカス サリバリウス亜種セモフィラス 

アスペルギルスオリゾエ 

カンジタピントルヘペシ 

 

ベタファーム社のサイト 

http://vetafarm.com/product/probotic/ 

③横浜小鳥の病院さま監修の「鳥専用 COSMOS LACT」。 

  

詳細は横浜小鳥の病院併設ショップのサイトを見て頂ければわかるのですが 

これがまた「ややこしい」。 

http://www.birdsgrooming-shop.com/shopdetail/000000000899 

 

原材料

乳酸菌生成エキス(大豆由来、乳酸、甘味料(ネオテーム)

※乳酸菌生成エキスの使用大豆は遺伝子組み換えではありません。

 

こちらは「バイオジェニックス」です。プロバイオティクスはこれまでもありましたが異なります。 

 

プロバイオティクス(Probiotics)とは、人体に良い影響を与える微生物(善玉菌)、 

または、それらを含む製品、食品のこと 

 

プレバイオティクス(prebiotics;pre)は、消化管上部で分解・吸収されない、大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する、大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす食品成分 

 

ここまでは人間用乳酸菌に多少、興味がおありの方ならご存知かと思います。 

かくいう私も腸がかなーり頑固なのでアメリカのプロバイオティクス・プレバイオティクスのサプリを服用しています。主治医にすすめられまして。両方とも摂ることがいいとされていますね。 

 

では「バイオジェニックス」とは何ぞや。光英科学研究所さんのサイトに詳細があります。 

 

https://koei-science.com/biogenics.html 

 

直接、あるいは腸内フローラを介して「免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節・生体防御・疾病予防・回復・老化制御などに働く食品成分」と説明されています。 

「バイオジェニックス」の代表格といえるのが乳酸菌生産物質です。この乳酸菌生産物質を私たちなりの見解で表現するならば、「乳酸菌が人の腸内で毎日生産している物質:すなわち、腸の中で(ビフィズス菌などの)善玉菌が作り出している、人の健康を正常に維持させるための物質」そのもののこと、というふうにいえるでしょう。 

 

 

しかし「大豆由来」「豆乳で培養」とあり、大豆が気になるローリー・ロリキート。そこで主治医に聞いてみました。そのお返事がこちらです。 

 

「大豆は菌を発酵・培養・増殖するのに用いる為であって乳酸菌のベッドとして活躍しているだけなので大豆NGのローリーさんにもお使い頂けると思います。」とのこと。 

 

主治医のところにもサンプルが届いたそうで「乳酸菌としては、”生きて腸に届ける”必要がないため効果が期待できると思います」と。あくまでも自己責任ではありますが、気になる方はお使い頂けるようです。私も機会があればあげてみたいと思っています。 

しかし5mlの水に対して1滴とのことで、なかなか難しいなあ。人間用のバイオジェニックスはまだまだ高価なようで、鳥用なのに、このお値段!?と思って最初、あやしいのではと疑ってしまいました。元々は人間用の乳酸菌の会社が、ペット用に開発したのがコスモスラクトで、今回、横浜小鳥の病院さまが監修して鳥用の販売に至ったようです。

 

http://bandscorp.jp/products/ 

http://cosmoslact.jp/faq/ 

 ④こんぱまるさんから新たに鳥用乳酸菌が発売されました。ベタファーム社です。 

 シンバイオティック 180-S 

 

http://www.shopcompamal.com/shop/item_detail?category_id=351189&item_id=2315527

 

[成分] 

☆プロバイオティクス:(1億8000万CFU / g) 

ラクトバチルスアシドフィルス 

L.カゼイ 

L.サリバリウス 

L.プランタルム 

L. ラムノサス 

ラクト菌 

ビフィズス菌 

サーモフィラス菌 

☆プレバイオティクス:イヌリン(チコリの根エキス) 

☆酵素:プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、リパーゼ、パパイン、ブロメライン 

 

厳密には乳酸菌だけではなく「動物用消化酵素」です。乳酸菌も入っていますが消化酵素が入っているのです。プレバイオティクス、プロバイオティクスと消化酵素入り。 

 

ちなみに「プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂取すること、またはその両方を含む飲料や製剤などをシンバイオティクス(synbiotics)という」そうです。 

 

消化酵素は「消化に使われる酵素のこと、分解される栄養素によって炭水化物分解酵素、タンパク質分解酵素、脂肪分解酵素などに分けられる」ものだそう。消化できなくて吸収ができなければ栄養は体内を素通りして出ちゃうよ、なかなか食べ物で摂るのは難しいよ、と主治医にすすめられ、やはりアメリカの消化酵素サプリを服用している私です・・・。 

 

ベタファーム社のサイトがこちら。 

http://vetafarm.com/product/synbiotic-180-s/ 

 

ただこれは鳥専用ではなく動物一般向けのもの。ベタファーム社のサイトには鳥用のものがあるのですが、何故かこちらのものが発売されました。不思議。輸入の際、成分が輸入禁止のものでも入ってたのでしょうか。

 

Synbiotic Avian 

http://vetafarm.com/product/synbiotic-avian/ 

 

ただ、ローリー・ロリキートは吸収が良い鳥さんです。また消化吸収が良く、特殊な腸の構造をしています。普通の鳥さん以上に腸内環境がわかっていないと思います。そこに消化酵素はどうなのかな?という疑問があり、まだ使用してみようとはなっていません。 

 

乳酸菌も多くの種類があり、人それぞれ腸内にいる乳酸菌は異なります。私も乳酸菌サプリ、合うのと合わないのがありました。メーカーや飲む量を色々と試して何となく自分に合うかな?というのが見つかるまで結構かかりましたよ。鳥さんは「これ位が丁度いい」「これはちょっとお腹に合わない」と言ってはくれません。糞を見て健康診断で診て頂いて判断しなければなりません。なかなか難しいですが、そのこに合うものを探していかなければですね。